オタクのメモ帳

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【アイカツコラム】神城カレンについて

神城カレンというアイドルをご存知だろうか。

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ミライとフレンズになった時は、世界的なプロデューサーのオファーを蹴って自分を信じて、ミライを信じてフレンズを組んだ彼女。

 

それに対してカレンはこう言っている。

 

まあ嘘なんですけど。

 

彼女曰く、ラブミーティア物語には嘘、フィクションも混ぜられているらしい。

 

そんなラブミーティア物語ではミライが呼び止める際に「カレンを一番輝かせることができるのは私なんだから」と言い、呼び止める。

 

しかし、それに対してカレンは「こういう素敵な嘘、私は大好きです」とミライの前で堂々と笑顔で言う。

 

どこまでが本当でどこまでは嘘か。それを視聴者に委ねるのは本当にすごい表現の仕方だと私は思う。

 

そしてそれをミライに堂々と言えるカレンとの関係性がちがカワである。

 

そして私がピュアパレットで好きなところがみおちゃんからみおに呼び方が変わるところなのだけれども、カレンも始めはミライではなくミライさん呼びだったりする。最高。

 

 

そんなことが盛り沢山で書いてあるラブミーティア物語。実は、現実には商品化してないらしい。

 

嘘だろ?

 

早くしてくれ。

 

 

ここで、私が神城カレンの魅力に引き込まれたアイカツフレンズ第40話Believe itのあるワンシーンを見てもらいたい。

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あんなにも「愛」やファンの「笑顔」を大切にしていたカレンがリフレクトムーンとの対決を前にこの表情をする。

それに対してミライは「昔のカレンに戻ってるよ」というのである。

 

 

 

おまえ、このカレンが昔のカレンだとしたら今のカレンに至るまでの話絶対熱いじゃねえか...見せてくれ...アイドルを挫折させてしまい絶望するとこ(実際は誤解)とか、ミライによって世界が変わった瞬間とか見せてくれぇぇぇええええ!!(オタク早口)

 

 

 

話を戻そう。

 

 

 

また、カレン編1巻3章ではカレンがアイドルになる以前にどんなことをしていたかが描かれている。

 

そこでは6歳の頃に作詞をし、「神童」と言われ、柔道は「新時代の柔」、剣道では「その眼差しには鷹が宿る」と言われる。

 

どんな子供だ。

 

さらに、合気道では塾のパンフレットの表紙を飾り、書道では「神城カレン体」を自ら作る。

 

その神城カレン体がわかるのがアイカツフレンズ21話「広がるハーモニー♪」だ。

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正直、私は行書や草書を想像したのだが、読みやすさに拘った書体となっている。

 

そこが神城カレンが大切にしている「思いやる気持ち」「愛」が表現されている素晴らしい書体だ。

 

神城カレンの凄いところというのは「あらゆる道を極めた」ということでは決してない。

 

神城カレンはあらゆる道を極めながらも友人との交流を決して無下にしなかったことに私はあると思う。

 

友人とも一緒に遊び、習い事と両立した。

そして、そのグループのリーダーを務めるほどに周りからも熱い信頼を得ていた。

 

これが神城カレンの魅力だと私は思う。

 

また、現在は弓道をやっている。

師範になって欲しいと勧められたそうだが断ったらしい。カレン曰く、称号や肩書より努力を経て得た結果に価値があると信じているとのことだ。

 

つまり、形に残らなくていいということ。

 

これが、彼女、神城カレンの今のアイカツに繋がっているのだと私は考えている。


       終
     制作・著作
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