オタクのメモ帳

自分の好きなことを書いていくブログ

島デビューしました。

こんにちは。

 

島ブームが来ている昨今。僕もついに島デビューしました。

牛と猫などの動物がいて、スイッチで展開している。そして島で生活するゲームをやってみました。

 

あつもりです。

 

嘘です。

 

外に出れない今、気になっていたけどやっていなかった「summer pockets」をやってみました。

 

※以下、サマポケのネタバレが大量に含まれています。

 

元々、挿入歌である「夜奏花」を歌っているYURiKAが好きだったのですが、もう一歩が踏み出せずゲームをやっていませんでした。

しかし時間を持て余している今ならと思い、ようやく手を出しました。

 

最初に結論を言うと、作品の世界観にのめり込みました。コロナが落ち着いたら聖地巡礼絶対する!となるくらいには。

 

のめり込むきっかけは紬でした。

第一印象ではいちばんしっかりしてないように見えた女の子。そんな子が誰よりも友達思いで誰よりも自分に向き合っている女の子であると気づいた時は涙が止まりませんでした。

 

しかも、女の子ではなく、くまのぬいぐるみ。

 

今までこんなにぬいぐるみに感情移入したことはありませんでした。

ツムギとこの世を紡ごうと、覚えていてもらおうとした友達思いの紬は自分のやりたいことをちゃんと見つけられて。

ぬいぐるみであろうと紬の思いは夏休みを楽しんでる子供となんも遜色なく、比べるまでもなく同等なものでした。

むしろそんな境遇にいる紬がここまで思いを果たすことができたのですから、それ以上でさえあると思います。

 

ここで1つ。ラストのろうそくです。

ろうそくの炎というものはあの世へ迷わず行けるようにする道しるべとして扱わられます。

今回でいうあの世は、あの花畑ですね。

蒼の提灯、お祭りの灯籠なども該当します。

これがなければ紬はツムギのところへ行けなかったかもしれません。

また、灯りといえば灯台です。あそこは灯りがつきません。灯りがつかないことは紬が自分を見つけられていなかったことを表現しているのかもしれませんね。

紬の問題が解決された夏のあと、灯台に灯りがつくなんて表現があったらエモいですね。

静久ルートであればいいなあ...

 

そして、話としていちばん良かったと感じたのは鴎ルートでした。keyっぽさ全開でしたね...w

 

主人公が以前、島に来ていたというミスリードから実は本を通して知っていたという展開には思わず「うわあぁ...」と声が出ました。

そしてこの鴎ルートは他のルートとの繋がりも特に感じたルートでした。

鴎は主人公と出会う夏の前に二度と覚めない眠りについてしまいました。

その後に、羽衣里と出会います。

これはツムギが何十年もあそこに居続けることと、うみちゃんが形は保てませんでしたが、しろはに会えたこと、うみちゃんが、何度も、しろは達を見ることができたことに繋がります。

つまりあの花畑の空間には時間という概念がないもしくは歪んでいるのではないでしょうか。

だから鴎は羽衣里に出会うことができたのではないでしょうか。

また本の内容はALKAルートにて重要な役割を果たしていました。そして本作ではまだ羽衣里が追加で書いたエンドが描かれていません。

Pocketルートでもうみちゃんとおかーさんに焦点を当てておとーさんには焦点を当てられていませんでしたね。

つまり本作は羽衣里の手が加わっていないんです。

 

次作は羽未ちゃんルートがあるということで羽衣里が頑張ってくれることに期待です。

 

キャラとしていちばん好きになったのは羽未ちゃんでした。

1周目のころからこの子めっちゃ良い子だなあ可愛いなあとなっていたら、回を重ねるごとに口調が変わって「待ってくれ...待ってくれ...どういうことだってばよ...?」となってしまっていました。

料理がうまいところ、ラジオ体操でソシャゲの話でズレが生まれていたり、最新の曲を古いと言ったり、ALKAルート前から繰り返しているような素振りを見せたりetc...しろはとの共通点や未来から来たことをほどよくわかりやすく匂わせてるのが世界観に没頭させやすくしていて、やっぱうまいなあと感じました。

 

なので新作の情報を見た時はルート追加という文字に胸を打たれました。

ほんと羽衣里としろはと羽未ちゃんが幸せに暮らせる未来が見たいです。

1周目のちゃんとした口調の羽未ちゃんで。

それから、pocketルートラスト、羽未ちゃんが倉に入る描写がありましたが紙飛行機が置いてあるところではなく、本が積み重なっているところで光が消えるんですよね。

偶然と言えばお終いですが、蒼ルートにて倉から出た七影蝶の標本。本当はオーロラモルフォだったのですが、蒼が言うには、ただ似ているで完結しましたが、これが七影蝶になってたらアツいなあと妄想したり、同じく蒼ルートで近づいてこない小さなもう1匹の蝶は羽未ちゃんなんだろうなあなどとうみちゃんルートが追加される次回作に期待が止まりません。

 

今作はだいぶ遅れてのプレイになりましたが、2作目即購入しようと思います。

 

まじでコロナ落ち着いて僕を鳥白島へ行かせてくれ。