オタクのメモ帳

自分の好きなことを書いていくブログ

三峰結華の初恋

※この記事は、【NOT EQUAL】三峰結華を含めた全ての三峰結華Pコミュ及び感謝祭コミュの他に【紺碧のボーダーライン】白瀬咲耶、【風吹く丘にはよ来んね】月岡恋鐘、【パープルミラージュ】田中摩美々、ナナシスの神城スイのメインエピソード、AKB49の有栖莉空のネタバレが多少含まれています。

ネタバレが嫌な方はブラウザバックをお願いします。

 

こんばんは〜

 

サマパにて発表があった三峰の新PSSRが追加されましたね!

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無事引けたので僕も三峰結華について語っちゃおうと思います。

 

アンティーカについて

まずは三峰が所属しているアンティーカについてです。

アンティーカは他のユニットに比べて悪い言い方になりますが、特に後出し設定が多いです。

しかもそのアイドルを語るには知らなければならないという内容のレベルです。

 

僕が知りうる限りで1番早いかったのは【紺碧のボーダーライン】白瀬咲耶ですね。

彼女は父子家庭です。

と知った時は「あ?」ってなりました。

どこかでボロが出るのでは...となっているところでのあの感謝祭ですよね。

そこで三峰は咲耶を気にかけてくれて、三峰は周りに気を回せる良い子って印象を与えてくれたコミュではありますが、三峰自身の弱みはあの時はさらけ出せていません。三峰も咲耶と同様に自分を隠してしまいがちにある訳なのですが、その辺りも今回のSSRで関連づけられるお話があったので語っていきたいと思います。

2枚目は【風吹く丘にはよ来んね】月岡恋鐘です。こちらはブログで書いてあるので恋鐘の恋愛感について気になっている方が居ましたら是非見て頂けると嬉しいです。

 

ばりうまかブルースが欲しいオタクの月岡恋鐘についての感想

https://panda-1223.hatenablog.com/entry/2019/08/15/093549

 

そして、3枚目は【パープル・ミラージュ】田中摩美々。

彼女の髪の色は何故紫なのか、彼女と母親の関係性、摩美々はPのことをどう思っているのかが描かれていました。

このコミュは本当に摩美々を知っている人全員に見て欲しい。

今までの摩美々のコミュ全ての見方が変わりました。

 

そして満を持して【NOT≠EQUAL】三峰結華です。

(霧子はまだ僕の知りうる限りではそういったコミュは見たことありません。もしあれば教えて欲しいです)

 

コミュのあらすじ

今回の三峰のコミュは単品で楽しむコミュではなく、全部で一つのお話しになっていました。

考察、感想を述べる前にコミュの内容をざっくりと書いていきたいと思います。

 

三峰と一緒にスカイツリーに行きます。その時の三峰は今回のSSRイラスト通り髪を下ろし、眼鏡はありません。

そんな三峰を見てPは、三峰は髪型、眼鏡を変えるからそこが三峰の魅力であるとPは伝えます。

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しかしそこに三峰は引っかかります。

Pと居る時の、アイドルをしている時の私はPに、ファンに、アンティーカのみんなにどう思われているのだろうと。

そこから三峰は悩みます。

Pとの距離感の感覚が分からなくなった「結華」は私のことは決着が着くまでは「三峰」と呼んで欲しいと言ってしまうまでに悩みます。

悩み続け、雨に打たれる三峰。

しかしどうしても放っておけず、Pは街中を駆け回り三峰を見つけます。

そこでPのスタンスを改めて聞き、三峰はどうあるべきか答えを見つけ「結華」呼びを解禁します。

そして数日(?)過ぎたある日、スカイツリーに三峰と一緒に行動をしていると三峰のファン(小さな女の子)に声をかけられ「隣にいるのは彼氏?」と聞かれそれに対して三峰は「プロデューサーだよ」と返して本編は終わります。

 

三峰といえば「眼鏡」と「ツインテール

そして「そうじゃない三峰もギャップがあって良い」

三峰に対するこの感想はTL内でもよく見かけました。

それをコミュで取り上げ、Pに言わせる。そしてその発言が三峰を結果として苦しめます。

 

話の構成がうますぎる。

 

捉え方によっては攻撃的に感じました。

三峰の良さを伝えるためにリアルで三峰を評価されていた内容を三峰にぶつける。

Pの言葉によって三峰を苦しめるという構図を現実のPも巻き込んでいるんですよ。このコミュは。

僕もそういった感想を持っていたため、心にザクザク刺さりました。

 

恋するアイドルの魅力

ここで三峰から話が逸れますが、少し話したいと思います。

「アイドル」と「恋愛」はタブー扱いされます。

しかし、だからこそ必ずというわけではないのですがその分、他を良くしようとアイドルをする理由・動機・考え方が熱いものであったり純粋だったりします。

 

例えばアイマス星井美希

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彼女は初めは楽して楽しいことがしたい。といった動機でしたが、アイドルとして活動していくことでPのことを好きになり、そんなPと一緒にアイドル活動をしていくことで「キラキラしたい」とアイドルに対する動機が明確になっていきます。この動機の移り変わりが美希の人気の理由だと思っています。

 

例えばナナシスの神城スイ。

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彼女はいじめを止めていじめっ子を改心できるくらいに優しくてカッコいい初恋の男の子に憧れる女の子。

pにわかりやすく言うと菊地真に近い立ち位置です。

そんな女の子が告白されて悩みながらも「アイドル」だからと笑顔で断り女の子としてもレディとしてもアイドルとしても恋と一緒に成長していきます。

少しでも気になって頂けたらナナシス、一度手にとってみては...?

 

例えばAKB49の有栖莉空。

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pにわかりやすく言うと14歳でおっぱい大きい伊吹翼みたいな髪型した天才型アイドルです。つまり伊吹翼です。

彼女は主人公(女装した男アイドル)に男と気づかずにパフォーマンスに圧倒され恋に落ち彼女(彼)とライブがしたいといった動機でアイドルを始めます。

しかし彼女は4ヶ月以内に音が聴こえなくなると医者から宣告を受けているのです。そんな中でも、私がやりたいからと行動に移すのが、まーーーーじでエモいんでAKB49見てください。

後悔はさせません。

 

話が逸れました。逸れまくってタイトルがAKB49ダイマ記事に変わるところでした。

 

とにかくまとめると(?)アイドルにとって恋愛とはタブー扱いで良い印象を与えないため、その分、パーソナル的な面において、良くしようと他に力を入れたりしてくれることが多いと僕は考えています。

今回のコミュはその面が出ていたのかなと第三者視点から見ると思います。

三峰はPのことを理解しているからこそ今回のような悩みに直面します。

三峰は恋愛とアイドルの住み分けに本当にオーバーすぎるくらいに悩みます。

それは三峰はファンとして、アイドルを追っかけていたことがあるからなのでしょう。

他の人よりもアイドルをやる上の「恋愛」というものは三峰にとってかなりウエイトのあることなのです。

 

「P」と「三峰」の距離感(動点Pとの距離を求めよ)

 

このコミュ名すき。

 

今までの三峰のコミュをPと三峰の距離感のみをクローズアップして書いていきたいと思います。

 

・お試しみつゴコロ

 

PSSR1枚目ですね。

 

このカードのコミュでは、電話越しの会話から「友人」的な立ち位置。

相談できる「兄」的存在。

そしてイヤホンのコミュの沈黙から垣間見える「恋愛対象に似た何か」という立ち位置。

この3つが見えました。これが【お試し/みつゴコロ】ですね。

この頃はまだ恋愛感情は芽生えていないというのが持論です。

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この時の沈黙ですね。

誤魔化しているように見えますが、このカードはコミュ名だけでも分かる通りPと三峰の「線引き」をテーマにしています。

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そのため三峰はどこまで踏み込んでいいのか考えながらPに接しています。

そしたら、Pは思った以上に私のことを考えてくれていることを知り、現れた沈黙なのではないでしょうか。

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・お願い、ただの少女がいい

 

イベSRですね。

ここでは最初の頃と距離感が変化しています。三峰のプライベートにPが入ったり、ここまでは本音で言えるという線引きが明確になった三峰とPが見れます。

 

わかりやすいのが下の会話です。

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ここではPの一発ギャグは面白くないとグサグサと刺してきます

こういったのも線引きがしっかりしたからなのでしょう(多分)

 

・それなら目をつぶりましょう

 

ここでは今まで以上に踏み込んだ三峰は見られます。

 

一緒に悪巧みをしたり、

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自分のスタンスをPにさらけ出したり、

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Pに対しての信頼を示したり。

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距離感が0と言ってもいいくらいに近いです。

 

この時は距離感がめちゃくちゃ近づいたな!という感想でしたが、今回のNOT EQUALを見てからだと考え方が変わりました。

距離感が近くなりすぎるということは最初の頃に意識していた線引きが消えたということなんですよね。

こういった関係は三峰にとって初めてだったのでしょう。

なので、今回、Pとの距離にあんなにも困惑してしまったと受け取れます。

 

さて。

 

ここまで過去コミュを通してPとの距離感についてお話しさせて頂きましたが次に三峰とPの関係性を語る上でターニングポイントとなるものについて次にお話ししたいと思います。

 

三峰と感謝祭


の前に...三峰とPは似ているという話をしたいと思います。

代表例を1つあげると前述した2枚目恒常PSSRのコミュです。

自分と重ねて無茶するPに対して私だったらどうせ言われても止められないと判断しPを無理に止めようとしないんですよね。

お互いが似ている、だからこそPも三峰もお互いのことを理解し合っているんです。

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では、話を感謝祭に戻しまして...

 

三峰はPに隠れて事務所の掃除を手伝っていました。

しかし偶然Pはそれに気付き、Pに遠慮されないように汲んでくれた三峰の気持ちを分かった上でそれでも感謝を伝えたいとお礼を言います。

(ここも「感謝」をテーマにしているのが感謝祭コミュの良いところ)

それに対して三峰は...

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あれだけ「似ている」というのを説明してきましたが、ここで「真似できない」と開幕先制右ストレートをぶち込んできます。

 

さあ、感謝祭が面白くなってきました。

 

そのあと、あの咲耶です。

 

これを三峰含めたアンティーカが解決(?)したことでPのそういうところは真似できないと言ったことを三峰は訂正します。

 

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そしてこのセリフです。

咲耶の問題解決前はPに対して、

解決後はPと三峰自分自身に対してですね。

結局は反復していることからこれが三峰の感謝祭コミュで一番伝えたかったことでしょう。

 

Pと三峰は似ている。

 

実際、NOT EQUALでのPの軽口で三峰の自分のスタンスが崩れ落ちます。

 

改めて振り返ると伏線だらけなんですよね。

 

三峰の恋心


さあNOT EQUALに帰ってきました。

ただいま。

 

さて、ここまでの過去のコミュを振り返って三峰はPを自分と似ている。

そして、今までで一番信頼している存在である。がしかしここまで恋愛対象としてはPのことを見ていませんでした。

しかしNOT EQUALにおいてはPを恋愛対象として見ていると僕は思います。

 

仮に恋愛感情を持っていないと仮定しましょう。

 

その場合、挙げられるとすれば、

「Pを頼れる存在だと思っていたらいつの間にそれ以上の自分でもわからない立ち位置にPを置いてしまった。」だと思います。

前述した【それなら目をつぶりましょう】true endにて今までにこんなことはなかったと述べており、Pとアンティーカを同列に置いています。

 

しかし、この場合悩んでいる三峰は同列に置いているアンティーカに隠そうとしています。

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この時点で今回の場合、アンティーカは同列には置いていません。

また解決した後、スカイツリーにて恋人ではなくプロデューサーと述べています。

 

さあ、それなら目をつむりましょうのコミュを思い出してみましょう。

 

Pと三峰は以前も恋人に間違えられた時、Pであるとバレてしまうのは事を荒げると三峰は解釈しているのです。

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そんな中、彼はPだよと明言しているのです。

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これはPを一度意識してしまったからこそ恋人とはもう言えなくなったとは考えられないでしょうか。

そしてこの時にはもうPを恋愛対象としてみるのは諦めています。

コミュ「雨の中(二度目の)正解をくれた」にて雨の中でのPとの会話を見てみましょう。

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「女の子」ではなく「担当アイドル」

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Pのスタンスはどこまでいっても「プロデューサー」なんですよね。

 

Pと三峰は似ているからこそすぐ理解してまった。

 

それを踏まえてのコミュ「答え:アイドル三峰結華」です。

 

ちなみにコミュ名の2度目ですが1度目は先ほど対比に挙げた彼氏、彼女の関係が1度目の正解になります。

それに対して2度目の正解が「アイドル三峰結華」です。プロデューサーとアイドルの関係が2度目の正解を指しています。

彼はどこまでいってもプロデューサーなんですよね。

そこを三峰が分かってしまったので、三峰は踏ん切りをつけました。

 

いかがでしょうか、

最初の方で述べた通り僕は恋するアイドルという設定しゅきしゅきマンなのでご都合主義で解釈しているかもしれません。

 

いや、こうではないかという考えがあればリプでもどこかのイベでエンカした時でもなんでもいいです。

 

是非教えて欲しいです。

 

NOT ≠ EQUAL と過去コミュの対比

 

分かりやすいところから行きましょう。

 

まずは「雨」です。

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三峰の十八番ですね。

三峰はお気に入りの傘が開けるから雨が好き。そしてPと出会った日が雨だったから特別だと言及しています。

それに対しての今回のコミュ3です。

雨に打たれる三峰は正に対極にいます。

雨の中悩む三峰はエピソード4.0を思い出すほどに雨の中、切ない声を三峰が出します。

 

2つ目は【ただの少女がいい】のコミュ1です。

ここでは三峰ではなく結華と呼んでほしいと三峰が話しています。

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それに対して結華ではなく三峰と呼んでくれとPにお願いします。

これはホントメンタル持ってかれました。メランコリックです。

このコミュを知る知らないで見方がまた変わってくると思うので知らなかった方は是非もう一度見直してみてはいかがでしょうか

 

3つ目は感謝祭とtrue endの対比です。

感謝祭では咲耶にスポットを当てたため三峰の弱音を聞くことはこの時は出来ていません。

それに対してタイトル「...頼ってもいいですか?」です。

ようやく三峰が本音を言うのみでなく声にして頼ってくれます。

こんなに嬉しいことはないですよね。

(ちなみに、この風邪でメンタルが弱っていることにより本音を引き出しやすくなる表現についてはナナシスのヒメの感想ブログでも書いていたりしています。気になった方が居ましたら是非読んでいただけると嬉しいです。)

 

4つ目は過去コミュではありませんが、コミュ1とコミュ4の対比です。

 

コミュ1がどう見られるか不安な三峰に対して、「アイドル」と「プロデューサー」という関係だよという答えを持った三峰です。

外から見たらこれは当たり前のことなのですが、苦悩を経てのこの関係性は他のアイドルよりも揺るがないモノになったのではないのかなと思います。

 

 

というわけで長々と三峰について書かせていただきました。

 

今回は

 

・三峰はコミュ2と3の間だけPに恋をした。

 

・三峰とPの関係性は他のアイドルにはないお互いに理解しあった立ち位置にある。

 

・三峰はコミュ力があると評価されることがあるが、そんなことは決してない。

 

この3つが伝われば嬉しいです。

 

最後に。

 

三峰は一瞬でもPのことを好きになったのであれば、そこは決定的に三峰の知らない三峰。

Pとは似ていると表現出来なくなった三峰です。

これからの三峰はどう変わって行くのか

 

(今までの三峰) ≠ (これからの三峰)

 

になっていくでしょうか。

 

お後がよろしいようで。

 

 

 

p.s.これで結華が髪切ったらエモい。